こんにちは!
9月に入り、夜は寒くなってきた宮城ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
「夏の夜空」の発売から約1か月が経ち、
あ~、夏も終わっちゃうなぁ~
けど、
CDはまだまだ皆さんに聞いてほしいなぁ~
なんて欲張りなそらたです。
そして、新しいCD作りたい欲も出てきていたり……
もっといいものをお届けしたい!という欲求!!
さて、
本日は「新作CD「夏の夜空」の話③」ということで、
【蜃気楼の夏】についての話をしたいと思います。
今回も同様ですが、
皆さんの手元に渡った後は、
その曲は、それぞれの解釈で楽しむもの、ということも言えるかと思いますので、
読みたくない!という方は、
さっ、とページを閉じてくださいね。
そしてぜひ、ご自身の「夏の夜空」を楽しんでいただければ、
とても嬉しく、
歌手として、ソングライターとして、本望です!
のぞいてやってもいいぞ!
という方はぜひ、
あおぞらそらたの話にお付き合いいただき、
ぜひ、このまま、読み進めてくださいませ!
ではでは、
3回目(今回で最後かな…?)は、【蜃気楼の夏】についてです。
【蜃気楼の夏】は、
明るくポップに、夏らしく、そしてシンプルに、という想いで作った曲です。
明るくポップにするために、
全体的にピアノを入れましたし、
ドラムも軽快なリズムを意識しています。
エレキギターの裏メロも風の心地よさを意識して作りました!
ピアノが波などしたら、
エレキギターは風、
アコギは主人公たちですかね。
歌詞はわかりやすいものになっているかと思うのですが、1つだけ。
実は、2Aメロの「天の川」は、秋の季語です。
この部分は、遊んでいる間に過ぎていた夏を表現していて、まだ終わってほしくない、という主人公たちの気持ちを、
その後に続く2Bメロで「いつかは過ぎる夏の夢…とまらない時間から降りられたなら」と歌っています。
曲のこだわりポイントとしては、
特に間奏部分です。
ここだけ雰囲気が違うと思います。
基本的に4拍子に変わりはないのですが、
拍は6拍で取った方が明らかに取りやすいと思います。
ここは、海の中をイメージして作りました。
ピアノ、アコギ、ベースのそれぞれが、それぞれが思い描く波の様子を表現しています。
また、ミックスダウンという音楽の編集行程で、
「PAN」と言って、音をどの位置から聞こえるようにするか設定できるのですが、
幻想的にするために、アコギとベースをそれぞれ思い切り左右に設定しています。
広がりが出ていると思います。
ベースについては、
私が大好きなゲーム作品に、
「クロノ・トリガー」、「クロノ・クロス」という作品があります。
そのゲームは、音楽もまたとても良くて!
作曲家の光田康典さんが音楽を担当されています。
その音楽は、どれも心躍るものばかりで、すべての楽器がきらきら輝いています。
その中で私は、ベースラインが印象的なものが多いようにも思っており、それが魅力の一つだと感じています。
そんな心地よくも印象に残るベースラインを作りたく、
間奏部分ではそれを強く意識しました。ぜひその部分を聞いていただけると嬉しいですし、あわせて、クロノシリーズのゲームや音楽にも触れていただけたら嬉しいと思います。
それでは、この曲も、皆さんの好きな部分を見つけてみてくださいね♪
今日から私は沖縄本島へ、
夏を捕まえに来ています!
秋近いこの頃ですが、
今年の夏の終わりを、
皆さんそれぞれお楽しみください。
それではまた!
©あおぞらそらた